パートナー+音楽+α=ボールルームダンス♪

タイトルには『パートナー+音楽+α=ボールルームダンス』と書きましたが、ダンス愛好家の皆様だけでなく、プロフェッショナルと呼ばれるダンサーを見ていても、パートナーと音楽を十分に感じながら踊っている方がそれほど多くないと感じてしまいます。

 

日本においては競技スタイルなるものが幅を利かせており、ボールルームダンス(社交ダンス、ソシアルダンス)本来の 「男女が音楽に合わせて身体と心を踊らせる」部分が疎かにされやすい傾向にあります。

肘から肘までピシッとホールドを張って、これでもかと大きなムーブメントで力強く素早く踊ることも魅力的かもしれませんが、そういったものはダンスの複数ある側面の内の一つであって、それが強調され重視されやすい現状には違和感を覚えます。

男女それぞれが各々に形を決め、事前に打ち合わせされた振付だけを思いっ切り踊ることがダンスではなく、男女ともにパートナーである相手のバランスや動作、呼吸などを感じ、その場その場に応じて変化させながら踊ることが重要です。

英国の競技会では競技と競技の合間にダンスタイムを設けていることがあり、そこでは世界トップクラスのダンサーもコンパクトなホールドでゆったりとダンスを楽しんでいます。

 

音楽も単なるリズムではなく、音の幅もあれば個性もあり、ワルツでも明るい曲や悲しい曲があるように、種目が同じだからと同じ動きにはなりません。

しかし、音楽をBGMかのようにテンポだけ合わせて(テンポも合っていない場合もありますが)踊っている方がとても多いのも現実・・・。

その音楽を演奏している、歌っているような気持ちで踊れば、自ずと余計な力も抜けてくるでしょう。

 

美しい音楽に身を委ね、パートナーと時間やエネルギーを共有することで化学反応が起こり、一人では得ることができない何とも言えないものが生まれるのがボールルームダンスです。

自分一人だけが満足するダンスではなく、パートナーと音楽とのハーモニーを大切にして、踊っている自分たちも、見ている周りの人たちも心地の良いダンスを目指していただけたら幸いです!