変遷するスタイルとテクニック

私のレッスンを受けられている方にとっては当たり前のことかもしれませんが、今と昔ではボールルームダンス(社交ダンス、ソシアルダンス、競技ダンス、ダンススポーツ)のスタイルは全く異なり、当然、必要とされるテクニックも異なります。

 

試しに、YouTube で以下のキーワードを検索してみてください。

 

『Alex Moore(アレックス・ムーア)』

ISTD(Imperial Society of Teachers of Dancing)の元委員長で、現在も世界中で使用されているテキストをまとめあげられた。

 

『Len Scrivener(レン・スクリヴナー)』

1955年に来日した初めての英国人ボールルームダンサー。

 

『Bill & Bobbie Irvine(ビル&ボビー・アービン)』

1960年代のグレートチャンピオン。

 

『Richard & Janet Gleave(リチャード&ジャネット・グリーヴ)』

1970年代のグレートチャンピオン。

 

『Michael & Vicky Barr(マイケル&ビッキー・バー)』

1980年代のグレートチャンピオン。

 

『Marcus & Karen Hilton(マーカス&カレン・ヒルトン)』

1990年代のグレートチャンピオン。

 

そして、『Mirko Gozzoli & Edita Danuite(ミルコ・ゴッゾーリ&エディタ・ダニウテ)』

引退していますが、現代を代表するグレートチャンピオン。

 

※最後にミルコ&エディタを選んだのは、WDCとWDSFではダンスのスタイルが異なり、彼らの方がより現代を象徴するダンサーだからです。

※上手く検索できない場合は、上記のキーワードに「dance」を加えてみてください。

※ YouTubeの動画は法的にグレーな部分があるため、直接表示するのは避けました。

 

如何でしょうか?

「良い or 悪い」、「正しい or  間違っている」ということではなく、これがボールルームダンスが英国でまとめられるようになってから現代まで発展してきた流れです。

世界中の多くのダンサーが互いにリスペクトしながら競い合ってきた結果、今のスタイルに辿り着きました。

客観的に見て、本当にすごい変化だと思いませんか?

同じダンスとは思えないぐらいに進化しています。

これだけスタイルが変われば要求されるテクニックも異なります。

私達のメインコーチャーであるマーカス・ヒルトン先生も「自分達がチャンピオンだった頃と今のダンスは違う。ホールドはよりワイドになり、ダンスもダイナミックになった。必要なテクニックも変わっていく」と仰いました。

しかし、まだまだ日本では昔の知識で現代のダンスを踊ろうとする方が多いのが現実・・・。

現代のスタイルのダンスを過去のテクニックで踊ってしまうと、上手く踊れないばかりか、カップルとしての不和を招き、怪我の原因にもなりかねません。

重ねて言うことになりますが、「正しい or 間違っている」ではなく、極端に言えばやっていることが違うのです。

もちろん、全てが異なるということではなく、共通する点もあります。

何が一緒で、何が異なるのか?

何をどう変えていけば良いのか?

皆様のダンス上達に少しでもお役に立てるようこれから書き綴っていきますね。